JIMMIE FOXX(ジミー・フォックス)
James Emory Foxx
1907.10.22生まれ1967.7.21没
メリーランド州サドラーズビル出身
右投げ右打ち
一塁 三塁 捕手
通算534本塁打、本塁打王4回、打点王3回、生涯打率.325、
MVP3回のビッグアーチの強打者。
丸太のような腕から弾丸ライナーをスタンドに突き刺した。
17歳でフィラデルフィア・アスレチックスに入団。
捕手としての入団だったが、名捕手ミッキー・カクレインがいたため、
一塁へコンバートされた。
1925年5月1日に大リーグデビュー。
28年に初めて、118試合と100試合以上に出場。
29年に打率.354、33本塁打、118打点とブレイク。
この年から、40年まで12年連続30本塁打以上、
さらに41年まで13年連続105打点以上をマークする打棒を魅せた。
やはり、多く語られるのが32年。
58本塁打、169打点で二冠王、打率は.364をマークしてMVPにも輝いた。
この58本塁打は、右打者の歴代最高記録。
当時の年間本塁打最多はベイブ・ルースの60本。
8月末時点で51本塁打を打っていたフォックスがルースの記録を抜くだろう、
といわれていたが、最終的には58本で止まった。
ルースがプレーしていた頃には、なかったセントルイスのスポーツマンズ・パークと
クリーブランドのクリーブランド・スタジアムに高いフェンスが設置されていて、
そこに8〜9本ぶちあてた、といわれている。
単純にいえば、66本なのだが、こればかりは仕方がないか。
そして、33年。
打率.356、48本塁打、163打点で三冠王を獲得。
当然のごとく、2年連続MVPも獲得した。
35年に36本塁打で3回目の本塁打王。
36年に15万ドルでボストン・レッドソックスに移籍。
38年、打率.349、50本塁打(2位!)、175打点の二冠王で
3度目のMVPとなった。
41年に19本塁打と長打力が衰え、42年途中でシカゴ・カブスへ移籍。
打率.226、8本塁打、33打点で引退した。
しかし、44年にシカゴ・カブスで復帰。
45年には、フィラデルフィア・フィリーズへ移籍。
投手もやり、9試合登板して1勝を記録した。
そして、この年限りで本当に引退した。
大柄な体型にもかかわらず、2317試合出場中、
一塁が1919、三塁が135、捕手が109、外野が21、投手10、遊撃1と
万能選手ぶりも発揮した。
ニックネームは名前の綴りから「ダブルエックス」や「ザ・ビースト(野獣)」と呼ばれた。
1951年に殿堂入り。
<通算>
2317試合 8134打数2646安打 458二塁打 125三塁打 534本塁打
1922打点 1751得点 87盗塁 1311三振 1452四球 打率.325=20年
<タイトル>
MVP3回(1932,33,38年) 首位打者2回(1933,38年)
本塁打王4回(1932,33,35,39年) 打点王3回(1932,33,38年)
得点王1回(1932年) 最高出塁率3回(1929,38,39年)
Batting Stats
YEAR
1925 |
TEAM
Philadelphia Athletics |
G
10 |
AB
9 |
R
2 |
H
6 |
2B
1 |
3B
0 |
HR
0 |
RBI
0 |
SB
0 |
SO
1 |
BA
.667 |
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